AmazingとWonderfulの意味の違いと例文

この違いを日本語で一言で表すのはとても困難です。なぜなら完全に当てはま日本語がないからです。

この違いを理解するには、それぞれの微妙な意味の違いを知り、例文を読んで感じてもらう必要があります。

amazing

Amazing:

意味:

肯定的な驚き。驚きや当惑で気持ちを満たされる。
驚きそしてとても良いということを表現する形容詞。
The amazing beauty of the Rocky Mountains  驚くほど美しいロッキー山脈
The amazing feats of a truly great athlete. 真の偉大なアスリートの驚くほどの偉業

Amazingの基本の言葉はAmazeで、その意味は「びっくりさせる」。
Amazingは本来の意味を差し控えて、ただ単に「凄く良い」という意味でよく使われますが、「びっくりすること」という意味が背景にあると思った上で、「すごく良い」という意味として使うと良いでしょう。

incredible(信じられない) awesome(荘厳で畏怖の念に満ちているほど素晴らしい) fabulous(物語に出てきそうなくらい途方もなく凄い)も同じように、本来の意味を差し控えて、ただ単に「凄く良い」という意味で使われます。

例文

The magician did an amazing trick and surprised the audience.
そのマジシャンは凄いトリックをして観客を驚かせた。

Do you remember David Beckham kicking that amazing goal in the 2002 World Cup?
デビッドベッカムが2002年のワールドカップで凄いゴールを決めたのを覚えてる?

Arnold Schwarzenegger has had an amazing life – being the world’s greatest bodybuilder, a movie star and a successful politician.

アーノルドシュワルツネッガーは凄い人生を送ってきた。世界で最も偉大なボディビルダー、映画スターそして政治家としても成功している。

wonderful

Wonderful:

不思議さと喜びで満たす。

Wonderful(凄い・素晴らしい)という時には、畏敬、感嘆、感心、称賛、敬愛、驚きなどの意味が含まれています。

その他に、個人的なことにも使います。
例えば
Wonderful memories of spending time with your grandparents.
「祖母祖父と過ごした素晴らしい記憶」など。

例文

Nothing is more wonderful than seeing your children laughing with joy.
子供が楽しそうに笑っているのを見ることほど素晴らしいものはない。

Thank you for having stay with you. I had a wonderful time meeting your family. Your parents are so kind.
泊めてもらってありがとう。君の家族と素晴らしい時間を過ごせました。君の両親はとても優しい。

Tokyo is an amazing city with it’s large buildings and neon lights, while Kyoto is a wonderful city to discover Japan’s traditional culture.
東京は大きなビルやネオンライトがあったりとても素晴らしい都市だが、京都は日本の伝統文化を発見するのにとても素晴らしい都市だ。

Amazing もWonderfulも何かについて肯定的に素晴らしさを表現する英語です。それらは語源が違いますが、どちらも異なる見方から「良い」という意味を表しています。

本来の意味を頭の中に入れた上で使うと良いでしょう。そうすれば適切な状況で使うことが出来るからです。

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