お疲れ様を英語で何と言いますか
「お疲れ様」英語で言える?
日本ではビジネス上のあいさつとして「お疲れ様です」という表現を頻繁に耳にします。「お疲れ様 」を英語に訳すのは難しいですね。実は「お疲れ様 」に適する英語表現はありません。
翻訳しようとすれば、”Thank you for your co-operation” または “Thank you for your hard work today” になるかもしれませんが、外国人はめったに言いません。それにそんな丁寧な挨拶を毎日言うことは絶対にありえません。
「お疲れ様 」という言葉は外国人にとってかなり解り難い言葉です。私が職場で「お疲れ様」を聞き始めた頃、「どういう意味?」「なぜ仕事場でよく聞かれるの?」「私が言ってもいいかな?」とよく考えました。
「お疲れ様」を訳せない理由
なぜお疲れ様を英語に翻訳できないのでしょう。それは文化の違いを考慮しなければなりません。 特に職場における異文化です。
人や会社によって違いはありますが、日本では一般的に職場の環境で個人的な話しをする事は少ないと思います。そして決まり文句を仕事場でよく使います。「お疲れ様です」「お世話になっております」「よろしくお願いいたします」など。また、日本の職場は海外よりも非常に組織的で、一定の社会ルールや作法に従う傾向にあります。
アメリカやオーストラリアはそれと反対で、職場でもカジュアルでフレンドリーなスタイルです。会社の人に会った時は、”Hello. What’s new?” 「こんにちは。調子どう?」などあいさつをし、家族の事を聞いたりするなど、プライベートな事でも構わず短い会話をします。
「お疲れ様 」の代わりに英語ではこんな挨拶をする
働く場所や人によっていろいろな挨拶をしますが、英語ではほとんどの場合で普段通りのくだけた言い方をします。フォーマルな言葉は職場の外で使います。
朝に職場でかわす挨拶フレーズ例
Hi
Hello
Good morning
Morning
Hey, how’s it going?
Hey, John.
仕事が終わった後の挨拶例文
See you tomorrow
See ya
Bye
例え相手がボス(上司)であってもこのような会話がなされます。
日本の職場で使われる決まり文句を英語にしようとせず、その国のスタイルに合わせる事が必要です。
しかし、このような英語の表現を丸暗記するには限りがあります。日常会話だけでも必要なフレーズは何万通りもあります。
丸暗記勉強法ではいつまでたっても英会話は出来ないということです。
本物の会話をするには、言いたいことを頭の中で一瞬で文章にする能力が絶対に必要です。
この能力を楽しく身につけられる学習方法があります。
まずは正しい英語勉強法と英会話教材の選び方をしっかり読むことをオススメします。