「どうぞ」を英語にするとPleaseじゃない?
人に何かを差し上げる時や何かを手渡しする時などに言う「どうぞ」を英語で何と言うのでしょう。
“Please” と言う日本人がとても多いですが、これは間違いです。
私にお菓子やお土産を “Please” と言いながらくれる日本人がとてもたくさんいます。
”Please” と言われると、何かをお願いされている気になります。最初は意味が解りませんでした。
正解は
“Here you are.” や ”Here you go” もしくは ”Here” になります。
■例文:
John: Hey, Nick. Could you pass me that stapler?
ジョン:ねえ、ニック。そのホッチキスを取ってくれない?
Nick : Sure. Here you go.
ニック: はいどうぞ。
(*Said passing the stapler)
(ホッチキスを渡しながら言う)
John: Thanks.
ジョン:ありがとう。
Nick : No problem.
ニック:どういたしまして。
※「~をしても良いですか」など、許可を求められた場合に、丁寧な「どうぞ」の意味で “Please” を使うことは出来ます。
日本語の場合、「どうぞ」をいろいろな状況で使うので混同してしまうのでしょうね。
■例文:
John: Nick. Could I use your phone to make a quick call?
ジョン: ニック。ちょっと電話使っていい?
Nick : Please. Go ahead.
ニック: どうぞ。いいよ。
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