英文持ち歩き英単語記憶法
ネット上の記事でも英字新聞でも、コラムでも物語の一部でも何でも構いません。
気に入った英語の記事をA4サイズで2部印刷しましょう。
一枚には知らない単語のすぐ上に日本語で意味を書いておきます。
もう一枚には何もせず英語の記事そのままにしておきます。
まずは単語の意味を書いた紙を気が向いた時に目を通します。電車の中、信号待ちの間、待ち合わせの間など、ちょっとした隙間時間に一部分だけでも良いので眺めて下さい。
意味を書いた単語に目が行くので、何日かするとその単語が記憶に残っていきます。
だいたい単語を覚えてきたと思ったら次のステップです。
英語だけの紙を上にして2枚をクリップやホッチキスで綴じます。
これもまた気が向いた時に目を通します。まず英語だけの記事を読んで、完全に覚えていない単語があれば下の紙で確認します。
次第に全ての単語が完全に記憶できていくでしょう。ほぼ単語を覚えたら、その記事はしまっておいて、次のステップです。
別の記事を持ち歩きましょう。その記事の単語をほぼ覚えた頃に、次のステップです。
前回の記事を読んでみましょう。忘れている単語があるはずです。
その時がとても重要!忘れるのは良い事です。何度でも忘れては覚える事が長期記憶に残すコツです。
記事を保管しておいて、思い出した頃に読んでみましょう。難しい英単語でも繰り返せばたくさん覚えられます。
出来るだけ声に出して読んだ方が記憶しやすいし、発音の確認にもなるし、会話で使えるようになります。
透けて下の紙に書いた意味が見えてしまわないように、厚手の紙にするか、意味を薄く書いておくかすると良いでしょう。
知らない英単語がいくつかある記事を選ぶことがポイントです。しかし、あなたにとって難しすぎる英文を選ぶと、読む気が起きずに続かないかもしれないので、始めは簡単でなおかつ関心のある分野の記事を選びましょう。
この勉強法は、文章と単語を関連させて覚え易くなります。また単語の「場所」によっても覚え易くなります。気軽に出来る割に記憶に残りやすい良い勉強法です。
長文読解の勉強にもなるので、TOEICや英検など英語の試験を受ける方にもオススメの方法です。
この勉強法を続けると、英字新聞をスラスラ読める人になります。