状況や言い方や相手によって意味が変わる表現が沢山ある
”should” は「〜するべきだ」と学校で習ったと思いますが、場合によっては違う意味で使われます。
We should do it.
これを直訳すると、
「私たちはそれをするべきだ」
となりますが、それを友人同士が新しい何かを発見して嬉しそうに言っていたとすると、
「それやろうよ」と訳した方が近いでしょう。
仕事関係の人同士であれば「それやりましょうよ」と訳した方が良いかもしれません。
その他に、例えばあなたが「ジョンは何処ですか?」と聞いたとします。そして相手は
“He should be in the office.”
と答えたとします。この場合どのような意味になるでしょう。
「彼はオフィスにいるべきだ」ではありません。
「彼はオフィスいるはずだよ」という意味です。
You must study hard.
この意味はなんでしょう。
「一生懸命勉強するべきだ。」
と訳す人が多いでしょう。
間違いではありません。
しかし、相手によって全く違う意味になります。
mustには「〜するべき」という意味の他に「〜に違いない」という意味があります。
英語が上手な人に "You must study hard." と言った場合「一生懸命勉強しているのでしょうね」という意味になります。
このように、ほとんど正反対の意味になることもあるので、場合によって意味が異なる表現があるという事を頭に入れて勉強していくことが早く上達する一つのコツです。