会話文をいくら聞いても読んでも音読しても英語が話せない理由
日本で販売されている英語教材のほとんどが会話文を基本にしています。
設定されたシチュエーションで日常会話やビジネス会話の例があり、CDなどオーディオがついている教材です。テレビやラジオの英語学習番組もそのように構成されています。
会話文とは例えばこのようなものです。
Nick: How did you go?
Kaoru: She said I have a stomach cold.
Nick: So, not food poisoning?
Kaoru:No. But she gave me a general health check and said my blood pressure was too high.
Nick: That’s not good. Did she say anything else?
Kaoru:Yes, she recommended that I start exercising and get outdoors more.
Nick: I see. Well I think exercising would be good. You should definitely do that.
Kaoru:Yeah. I think so too. I want to lose my weight.
Nick: Lose my weight?
Kaoru:Yeah. I want to lose my weight and get fit.
ou mean to say...“I want to lose weight.”...
これは「カンチガイ英語」という日本人が間違いやすい英語を学ぶ目的の教材ですので良いのですが、 このような会話文の教材だけ聞いたり読んだり、そして音読してもなかなか英語を話せるようになりません。
なぜなら、それでは英語の文を一瞬で組み立てて話すことが出来るようにはならないからです。
会話はリスニングとスピーキングの連続ですので、一瞬で聞き取り一瞬で話すことが求められます。
会話文の教材を丸暗記すれば、暗記したものだけはすぐに話すことが出来ますが、他の文章に応用して作成するとなると時間がかかります。
また、一つの教材を丸暗記するのは大変なことです。記憶力にも限界があります。
しかも、例え一つの教材を丸暗記したところで、それだけでは会話するには不十分過ぎます。
このサイトで何度も繰り返し伝えていますが、英語を話せるようになるには、一瞬で英文を組み立てて発音するトレーニングをしなければなりません。
瞬間文章組み立て術を身につけることが最も無駄なく効率よく最短で英語を話せるようになる方法です。
また、瞬間文章組み立て術を身につければ、一瞬で聞き取ることも容易になり、リスニング力が同時につきます。
会話文でシチュエーションに応じた適切な表現を学ぶことも必要ですが、基本が出来ていない人にとっては吸収しきれません。
会話文の教材は英会話の初心者にとってはとても効率の悪い勉強法だと言えます。
会話文で英語を学ぶのは中上級者になってからで良いです。
だから初心者は会話文の英語教材を絶対に選んではいけません。なかなか上達せず途中で挫折する人がとても多いです。
適切な教材でトレーニングすれば、最小限の暗記で最大限の活用ができるようになります。
サンドイッチ英会話は一瞬で文を組み立てて発音することが出来るようになる教材です。
シチュエーションに応じた適切な表現をすることも出来るようイメージトレーニングも用意されています。
文法的な解釈も出来るようポイント説明もあります。
サンドイッチ英会話は、まず以下の記事で効果的な勉強法と効果的な教材の選び方を理解してから始めることをおすすめします。