スイスイ英会話上達プロジェクト コラム-英語勉強法グローバル

英語と日本語のズレに意識して勉強しよう

英語初心者がよくするちょっと困る質問

英語と日本語のズレ

英語学習者の中で特に初級者に多い以下の特徴があります。

英語を話している際に、途中で単語が出てこず、「〜は英語でなんだっけ?」と質問することです。

この質問で、その人が英語と日本語の相違についてしっかりと理解出来ていないことがよくわかります。

文章によって適切な単語は変わります。 また、状況によって適切な文章さえも変わってきます。

だから、単語だけ、または文章だけを聞かれても、多くの場合は答えようがありません。

「これこれこういう状況の時どうやって言えばいいか。」

と質問してくれるとすぐに答えを出せます。

以下の英語学習者と先生のよくある会話の例を読むとわかりやすいでしょう。

英語学習者と先生のよくある会話

英語学習者:Can you ・・・えーと、「教えて」は英語で何ていうんだっけ?

このように質問されると、先生はちょっと困ります。 何故なら、「教えて」という表現はいくつもあります。
Teach me
Tell me
Let me know
これらを状況によって使い分けます。 だから、学習者が何を言いたいのか、逆に先生が質問することになります。

英語の先生:「何を教えて欲しいと言いたいの?」

英語学習者:「えーと、時間!」

それでは状況が先生には伝わりません。

英語の先生:「今何時か知りたいの?」

英語学習者:「いいえ。出かける時間。」

英語の先生:「何時に出かけますか。と聞きたいなら "What time are you leaving?"」

英語学習者:「そうじゃなくて・・」

英語の先生:「違うの?じゃあ言いたいことを詳しく日本語で説明してみて。」

英語学習者:「えーと。『出かける時間になったら教えて。』と言いたい。」

ようやくわかりました。 この場合の"教えて"はteachもtellでもありません。

英語の先生:Can you let me know when it's time to leave.と言いますよ。

初心者ほど上記のような先生と生徒の会話のようになりやすいです。状況次第で英語表現は変わることをまず理解しましょう。

状況に応じて適切な表現を一瞬で判断する方法

状況に応じた会話

教えてと言いたいだけなのに、teachやtellやlet me knowやら、色々あり過ぎて英語は面倒だ。と思う人がいます。

しかし、日本人がよく使う「教えて」には「伝えて」「知らせて」という意味が含まれているようです。日本語も同じように色々な表現があるのです。

しかも、この場合日本語は「出かける時間になったら知らせて。」という方が正しいのかもしれません。

まず自分の日本語が正確かどうか確認することも、英語上達には必要なことです。

それよりも、ここで私がみなさんに知っておいて欲しいのは、

英語の単語や文章は日本語と完全イコールにならない。ズレがある。ということ。

だから英語学習者は日本語をそのまま英語にしようとするのではなく、スピーキング・ステップを使って英語を話すものだと覚えておきましょう。

スピーキング・ステップ

1.状況に応じて適切な構文を選択する
2.状況に応じて適切な単語で文章を組み立てる
3.話す

英語上級者は皆このスピーキング・ステップを意識的もしくは無意識に使って話しています。

スピーキング・ステップが楽しく身につく教材

サンドイッチ英会話はイメージトレーニングにより状況に応じて適切な構文を選択する能力を身につけられる教材です。

そして、その構文を使って一瞬で文章を組み立てるトレーニングをします。瞬間スピーキング力と瞬間リスニング力が身につきます。何よりわかりやすく楽しみながら英語を習得できます。

サンドイッチ英会話は、まず以下の記事で効果的な勉強法を理解してから始めることをおすすめします。

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