a cup of は要らない?コーヒー紅茶の注文の仕方
カフェでドリンクを注文する際や、友達の家で何を飲むか聞かれた時に、
「~をいただきます。」 I’ll have ~. と言います。
例えば
「オレンジジュースを頂きます。」 I’ll have a glass of orange juice.
これには「グラス一杯の」という意味の “a glass of” があります。
しかし、ネイティブスピーカーはよく “I’ll have a coffee. “「コーヒーを一杯頂きます。」と言います。 “a cup of”を省略しています。
さらに、ネイティブスピーカーはよく “I’ll have iced tea.” 「アイスティーをいただきます。」と言います。これには “a” さえありません。
何故でしょう。
まず、“a cup of” や ”a glass of” はよく省略されます。
ただし、”I’ll have a coffee. “は特別です。コーヒーだけは特別に”a”だけを残しています。数えられない飲み物にaをつけるのは文法的には正しくありませんが、一般的にコーヒーだけはこのように使われます。理由は定かではありませんが、おそらくコーヒーが特に多くの人々に親しまれ、日常的に飲まれていることに関係しているようです。
日本では喫茶店で「ホット」と言えばホットコーヒー、「アイス」と言えばアイスコーヒーが出てきますね。コーヒー文化が作った独特の表現があるところは、似ている気がします。
コーヒーの入った飲み物は同じようにaを付けることが多いです。例えば “I’ll have a cappuccino.”, “I’ll have a Latte.” “I’ll have a soy Latte.” などがあります。
その他に “I’ll have the iced tea.” のように the を入れる場合があります。 これはメニューを見て注文する場合など、「その」という意味として必要になります。
いろいろな言い方があるので、使い分けるのが難しいと思われるでしょう。しかし、さほど気にする必要はありません。どれを使っても大丈夫です。