「will」と「going to」の違いと 使い方

日本では、中学校の英語の時間に、未来形の表現として、「will」と「be going to」を学びます。でもその時に、この二つの表現の違いについては、特に説明を受けることはありません。未来形として、文法的にあっていればどちらを使ってもOKとなっています。しかし、この二つの表現には微妙な違いがあります。

「will」と「going to」の違い

「will」の場合は、話しているその時に、決断している内容を示し、「be going to」の場合は、前からすでにわかっていた、もしくは、そうなると決まってる内容を示します。では、例をあげてみましょう。

Will
Tom: “Sarah, would you like to come to my house tonight?”  (セーラ、今夜 うちに来ない?)
Sarah: “What time?”(何時に?)
Tom: “How about 6:00? We can do dinner.”(6:00はどう?ご飯たべるから)
Sarah: “Sure! I will see you at your house.” (もちろん、行くわ。)

Be going to
Tom “Sarah, would you like to come to my house tonight?”  (セーラ、今夜 うちに来ない?)
Sarah “Sorry, I am going to see my friends tonight.” (悪いけど、今夜は、学校の友達と会うことになっているの)

 

最初の「will」の場合は、誘われて、そこで会話中に行くことに決めたことがわかります。
次の場合は、誘われたけど、すでに、友達と会うことになっているので、この場合は、「be going to」が使われます。

 

さて、もう一つ、よく使われる例を挙げて、比べてみましょう。

Will
(The phone rings) “I’ll get it!” (私がでる!)

Be going to
“I’m going to visit my grand-ma next week.” (来週、おばあちゃんのところに行く予定なんだ)

 

最初の例では、普通 電話がいつかかってくるのかは、わかりませんから、「will」を使います。次の例では、前からおばあちゃんのところに行く計画をしている、つまり、突然この訪問を今ここで決めたわけではないので、「am going to」を使っています。

このように、同じ未来を示す形ではあるのですが、微妙な違いがあるのです。「will」と「going to」は日常会話で大変よく使われます。この二つを上手に使いこなして、自然な英語を身につけていきましょう。

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