英語の勉強は挨拶からはじめる
あいさつの重要性:
英語圏の人々は、人と会った時に「こんにちは」だけでなく「調子はどうですか」「最近どう?」 などを含めた挨拶をします。99.99%と言っていいくらい必ずです。
挨拶をせずに会話が始まることはあり得ません。挨拶がまともに出来ずに相手を不愉快にさせてしまう日本人を私はたくさん見てきました。だから英語を勉強するなら、まず挨拶表現をしっかりマスターしなければいけません。
英語のあいさつは大まかに2種類に分ける事ができます。それぞれいくつもの表現があり、またそれに対する受け答えの表現もいくつもあります。この2種類の区別がつかずに、おかしな受け答えをする日本人が多くいます。
一つの種類は "How are you?" や "How's it going" など相手の調子を尋ねる表現がたくさんありますが、これに対する答えはある程度限られるので暗記できてしまうでしょう。
以前あいさつ表現のルールとパターンを作りましたので、こちらで英語のあいさつ表現はしっかりマスター出来ます。
しかし、もう一つの種類の挨拶である ”What’s up?” 「最近どう?」などと聞かれると多くの日本人はすぐに答えられない傾向にあります。日本語で普段からそのような会話をあまりしないので無理もありません。
これに答えるには、自分に起きた最近の出来事を思い出して文を組み立てて話さなければなりません。フレーズの丸暗記で何とかなるものではありません。一瞬で文章を組み立てて話せるようにならないと答えられません。
「一瞬で文章を作るなんて出来るわけが無い」と思われそうですが、正しい勉強法を行えば出来るようになります。まずは、「英語上達に金を使うバカ~英語教材の選び方」をしっかり読んで瞬間文章組み立て能力を身につける勉強法を理解してください。
初めて会う人どうしは “Nice to meet you.” そして “Nice to meet you, too”「お会いできて光栄です」と言うと学校で習ったと思いますが、そんな堅苦しい意味ではなく、「はじめまして、よろしく」に近いかもしれません。しかし、ネイティブスピーカーは最近これをめったに言いません。
何を言うかというと、
Hi, I’m Nick. 「こんにちは。ニックです。」
お互い名前を言い合った後の会話は場合により様々です。
はじめて会った人との別れ際には “Nice meeting you.” と言い、そしてそれに対して “Nice meeting you, too.” 返します。これはネイティブスピーカーはよく言います。meetとmeetingの違いに注意しましょう。